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Objective 2 (O2)をめぐる論争

先月末頃、NwAvGuyという人物が「Objective 2」(略称O2)というヘッドホンアンプのデザインを発表した。Creative Commonsライセンスで公開されている、オープンソースなプロジェクトである(具体的な内容はこちらで見ることが出来る)。バッテリー駆動もACアダプタ駆動も可能な、ポータブルヘッドホンアンプだ。

Objective 2の特徴の一つは「測定できる特性が全てであり、正確に原音を再生できることがアンプの良さの全てである」という信念のもと設計されていることである。アンプに味付けなんかいらない、世の中のアンプは測定から目を背け、そのくせ値段だけは高いものが多すぎる、cMoyの派生だらけだけどあれには欠陥がある、だから私はObjective 2を作った……などといった信念がNwAvGuyのブログでは語られている。O2の概要や測定の結果、他のアンプとの比較などが書かれた最初の記事、設計についての詳細が書かれた2つ目の記事、(将来的な)入手方法などその他の詳細について書かれた3つ目の記事がある。

材料費30ドル程度で、1600ドルもするDAC1 Preの内臓ヘッドホンアンプ並の音が出せる!というのが彼の主張だ。キットとしての入手はまだ難しいようだが、114ドルでの完成品販売を始めている個人ビルダーの他、製品化したいという話も企業から来ているそうだ(O2の公開されているデザインは商用利用も自由)。

Objective 2は発表後、多くの関心を各オーディオ関連フォーラムで集めたのと同時に、論争も巻き起こした。O2について語る際、NwAvGuyは他のアンプをかなり攻撃的に批判したのである。特にAMB LaboratoriesのMini3に対する批判は顕著だったらしく、論争の末、彼はHead-fiをBANされている(BANについての彼の主張はこれHead-fiのスレッドではAMB LabのTi Kanを含めた論争が今も続いている)。

技術的なことについては僕は詳しくないのでほとんど野次馬状態なのだが、いろんな意味で興味深いアンプなのは確かなようである。入手性がよくなったら試してみようかな。

diyAudioのスレッド
anythingbutipodのスレッド
Head-fiのスレッド

参考記事


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